若き日のジョー・コールに受けた衝撃 アシュリー・コールが“天才ファンタジスタ”を初めて見た日を回顧「別次元の存在だった」

チェルシーで10番を背負ったジョー・コール photo/Getty Images

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チェルシーとイングランド代表でチームメイトに

チェルシー、そしてイングランド代表でチームメイトであった。アシュリー・コール(43)とジョー・コール(43)はポッドキャスト『Football’s Greatest』に出演。そこでアシュリー・コールは初めてジョー・コールを見た時の衝撃を振り返っている。

2人は同世代であり、幼少期にアシュリー・コールはアーセナルの下部組織、そしてジョー・コールはウェストハムの下部組織に在籍していた。共にロンドンに本拠地を構えるクラブのアカデミー出身ということもあり、よく対戦していたようだ。

そんな若き日のジョー・コールにアシュリー・コールは衝撃を受けたようで、次のように振り返っている。
「スクールで君(ジョー・コール)がプレイしているのを見たのを覚えているよ。私の年代の試合ではなかったが、私は控えの選手で、多くの人がピッチの周りに立っていたのを覚えている。私は『どうなっているんだ?』と思っていたら、誰かが『あれがジョー・コールだ。ジョー・コールがプレイしているんだ』と言った。それが、私が初めてコールマニアに遭遇した瞬間だった!」

「だって、あの年齢ではありえないことだったからね。あの年齢で君がサッカーのピッチでやっていたことは、違法だった。そのとき初めて君の名前を聞いたんだ。そして君を実際に見たら、君は別次元の存在だったよ。あの頃の私はただ足が速かっただけだが、君はスキルとサッカーの技術的な側面を持っていた。若いうちにそのような選手を見ることができて良かった」

17歳でウェストハムのトップチームデビューを飾ったジョー・コールは若い時からイングランドで注目を集めていた選手で、切れ味鋭いドリブルや卓越したテクニックが持ち味の天才ファンタジスタだ。

アシュリー・コールもアーセナルやチェルシーで多くのタイトルを獲得し、プレミアリーグ最高の左SBの1人と高い評価を今でも受けているが、「天才」という言葉が似合うジョー・コールに受けたインパクトは忘れられないものだったようだ。


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