「クィービーン・ケレハーは常に傑出している」 絶対的守護神アリソン不在を感じさせない26歳GKをリヴァプールは本当に手放すのか

ムバッペのPKを止めたケレハー photo/Getty Images

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レアル戦ではPKをストップ

CLリーグフェーズ第5節でレアル・マドリードと対戦し、2-0の勝利を飾ったリヴァプール。得点を決めたアレクシス・マクアリスターとコーディ・ガクポも素晴らしい働きを見せたが、忘れてはいけないのがGKクィービーン・ケレハーだ。

1点リードの中、リヴァプールは61分にPKを与えてしまったが、ケレハーが見事なセーブを見せPKをストップ。このPKが決まっていたら試合は振り出しにも戻っていたため、ケレハーのセーブはまさに勝利を呼び込むものであった。

英『BBC』の解説者で元イングランド代表のクリス・サットン氏は「ゴールキーパーのポジションを見れば、クィービーン・ケレハーは常に傑出している。彼は素晴らしい気質の持ち主だ。彼がPKをセーブしたのを見て、多くの点でそれほど驚きはしなかった」と語っており、出場すればチームを救うセーブを見せるケレハーなら止めるだろうと予感していたようだ。
リヴァプールの絶対的守護神であるGKアリソンが負傷で離脱中の今、ゴールマウスを任されているケレハーは今シーズン10試合に出場しており、そのうちの5試合でクリーンシートを記録。抜群のパフォーマンスを見せているが、リヴァプールでの同選手の将来は不透明だ。

依然としてアリソンが復帰すれば、ケレハーはベンチに下がることが予想されており、来季にはジョージア代表GKギオルギ・ママルダシュヴィリもリヴァプールに合流する。ここまでの活躍を見せていながらもケレハーは序列を落とす可能性があり、正GKを望むケレハーは来夏の移籍が濃厚と現在は考えられている。

アリソンやママルダシュヴィリが素晴らしいGKであることに疑いはないが、ケレハーもこの2人に劣らないGKであることをピッチの上で証明し続けている。リヴァプールを長期に渡って支える守護神となり得る存在だが、ケレハーを本当に手放してしまうのか。


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