ゴールを決めたガルナチョでもホイルンドでもない? アモリム監督が初勝利後に「我々に必要なのはこのような選手」と絶賛した選手は 

今季よりマンUでプレイするマズラウィ photo/Getty Images

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ユナイテッドでは様々なポジションでプレイ

ELリーグフェーズ第5節でノルウェーのボデ・グリムトと対戦し、3-2の勝利を飾ったマンチェスター・ユナイテッド。ルベン・アモリム監督就任から2試合目で嬉しい初勝利を飾った。

そんなこの試合の後、アモリム監督はある選手を絶賛したが、それは点を決めたアレハンドロ・ガルナチョでもラスムス・ホイルンドでもない。ヌサイル・マズラウィだ。この試合3バックの一角としてスタメン出場した同選手はチームの2点目となるホイルンドのゴールをアシスト。

また『SofaScore』によると、マズラウィは119本のうち114本のパスを成功させ、成功率はなんと96%を記録。4回のクリアに5回のタックル、さらに地上戦7回中6回勝利など存在感を見せた。そんなマズラウィについて、アモリム監督は次のように絶賛している。
「彼は素晴らしい選手で、我々の未来だ。彼はさまざまなポジションでプレイし、いつもフレッシュに見えるが、我々は注意しなければならない。試合はたくさんあるが、彼はここに残るだろう。我々に必要なのはこのような選手だ」(英『Evening Standard』より)

今夏にバイエルンからユナイテッドに移籍してきたマズラウィ。ユナイテッドではここまで公式戦19試合に出場し2アシストを記録している。同選手の魅力の1つはアモリム監督も言及しているように複数ポジションをこなせることであり、左右のSBはもちろん、今回のようにCBでもプレイできる。

さらにELフェネルバフチェ戦では10番の位置でも起用された。10番のポジションは同選手にとってもやりにくそうではあったが、守備的ポジションであればサイドを問わずこなすことができることは大きな武器であり、アモリム監督も重宝するに違いない。

アモリム新体制初勝利を飾り、ここから勢いに乗っていきたいユナイテッド。新章が始まったアモリム・ユナイテッドでマズラウィはどのような役割を担い、どのように成長していくのか楽しみな選手の1人となりそうだ。


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