坂元達裕が所属するコヴェントリーの新指揮官に就任したランパードが意気込み「私にとっては大きな挑戦」

コヴェントリーの監督に就任したランパード photo/Getty Images

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17位に沈むチームを救えるか

第14節のダービー・カウンティ戦(1-2)で敗戦した後、マーク・ロビンズ監督を解任を発表した坂元達裕が所属するコヴェントリー・シティは新指揮官を探していたが、29日、フランク・ランパードが就任したことを発表した。

現役引退後、ダービー・カウンティにて監督キャリアをスタートさせたランパードはその後、古巣チェルシー、エヴァートンと渡り歩き、グレアム・ポッター監督が解任された2023年4月に再びチェルシーの監督に復帰。シーズン終了まで暫定監督として率いた後、無所属となっていた。

チェルシーやエヴァートンでは思ったようなインパクトを残せなかったランパードの指導者としての才能には疑問の声も挙がっていたが、再びピッチに帰ってきた。コヴェントリーでの指揮をランパードは「大きな挑戦」と語り、ネガティブな評価を覆すための決意を語っている。
「私はここで座って、世界中の人に見せたいなどと言いたいわけではない。私はやる気がある。人々が間違っていると証明したい。私は選手としてそれをやった。監督として、人々の考えを覆さなければならないことはわかっている」

「それが私であろうと、ペップ・グアルディオラであろうと関係ない。それを受け入れるだけの度量が必要だ。誰もが意見を持つことができる。普遍的な決定など期待していない。私は自分のキャリアにおけるポジティブな面に注目する。監督としてスポットライトを浴びる生活を送っている」

「もし勇気がなくてそんなことをできないのなら、心配しないで、家に座ってメディアで働きたい元選手でいればいいいし、あるいは家でゴルフをすればいい。でも、立ち上がって自分をさらけ出し、選手たちと働き、試合に勝つよう努力し、選手や人々について学び、オーナーたちと働くことには楽しみがある」

「私にとって大きな挑戦だ。『家でじっとしていばいいのに』と言うのは簡単だ。私はそうしたくない。働きたいんだ。私は試合以外で楽しい時間を過ごしてきた。私が言いたいのはただ一つ、『私にチャンスをくれ』ということだ。私は復帰したい。なぜなら、これが私の好きなことだから。 そして、私が作り出すクラブでコヴェントリー・シティのファンに喜んでもらいたい」(『Mirror』より)

現在イングランドの実質2部であるチャンピオンシップで17位に沈んでいるコヴェントリーをランパードは引っ張り上げることができるのか。週末にはカーディフ・シティとの試合が控えている。

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