FC東京FWディエゴ・オリヴェイラが現役引退を発表 「大好きなクラブで引退できるのは幸せなこと」

引退を発表したディエゴ・オリヴェイラ photo/Getty Images

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J1歴代最多74得点を記録

FC東京は28日、ブラジル人FWディエゴ・オリヴェイラが今シーズン限りで現役を引退することを発表した。

母国ブラジルのパラナ・クルーベでキャリアをスタート。その後、韓国の水原三星やグレミオなど国内外複数クラブを経て、2016年に柏レイソルに加入。柏での最初のシーズンは12得点を挙げる活躍を果たすと、来日3年目の2018年にFC東京に移籍。2019年にJリーグベストイレブンに輝き、2020年にはルヴァンカップ優勝を果たした。Jリーグ通算9年で278試合に出場し、91得点をマーク。今シーズンは公式戦で33試合に出場し7ゴールを記録していた。

引退に伴い、ディエゴはクラブ公式サイトを通じてコメントを発表。「今シーズンをもって引退することを決断しました。 この決断は、自分のなかでも何度も考え、難しいものでした。 クラブからも慰留していただき、来シーズンも一緒に戦おうという声をかけてもらいました。ただ自分自身で考えたことも含めて、家族と色々な話をして決めましたので、この決断は正しかったと自分のなかで感じています。 日本に来て、柏レイソルでプレーをさせていただき、東京に来ました。そして本当にたくさんのみなさまにお世話になりました。 いつもみなさんは自分に温かく接してくれて、どんな時もリスペクトをしてくれたことに感謝しています。 チーム関係者のみなさん、監督、選手、スタッフ、そしてファン・サポーターのみなさん、本当にありがとうございました。 色々なことを学び、成長できたことはみなさんのお陰です。 残念ながら引退はしますが、この大好きなクラブで引退できるということは、自分自身とても幸せなことだと思っています。 私の人生において忘れることのできない経験、そしてチームだと思っています。 まだ2試合あります。短い時間になってしまいますが、自分も悔いのないように精一杯試合に臨んでいきたいと思っていますし、この2試合でファン・サポーターのみなさんにたくさんの喜びやエネルギーを伝えられるように頑張りますので、引き続きよろしくお願いします」とファンやサポーターへもメッセージを送った。
今季ラストまで残り2試合。FC東京は11月30日にアウェイでジュビロ磐田、12月8日の最終節でホームでセレッソ大阪と対戦する。

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