シティと契約延長、サウジ、MLS 今季限りで契約満了となるデ・ブライネの3つの選択肢

シティとの契約最終年を迎えているデ・ブライネ photo/Getty Images

どれを選ぶのだろうか 

2015年にヴォルフスブルクからマンチェスター・シティに加わったケビン・デ・ブライネ。その後は創造性溢れるアイディアとそれを実現させる正確なキックを武器に攻撃をけん引してきた。シティ移籍後は4度アシスト王に輝いており、19-20シーズンの20アシストは元アーセナルのティエリ・アンリ氏に並ぶプレミアでの1シーズン歴代最多タイの数字となった。

しかし、近年は怪我の影響でプレイタイムを減らしており、今季はすでに開幕から3か月が経過しているが、390分しかピッチに立てていない。

そんなデ・ブライネも33歳となり、大ベテランの域に近づいている。シティとの契約は今季限りで満了となっており、去就は明らかになっていない。

『The Athletic』によると、デ・ブライネにはシティとの契約を延長する、サウジアラビアへ移籍する、MLSへ移籍するという3つの選択肢があるようだ。

同メディアはシティとの契約延長が最も可能性が高いとしているが、延長したとしても1年の単年契約となるだろう。当時33歳だったイルカイ・ギュンドアンが退団した際に同選手が複数年契約を求めたが年齢を理由に単年での契約にこだわったように、デ・ブライネの33歳という年齢を考えれば、シティが複数年での契約を提示するとは思えない。

MLSであれば、2025年からリーグに参入するサンディエゴFCがベルギー代表MFにアプローチをしているようだ。同クラブはすでにメキシコ代表のイルビング・ロサーノ獲得を発表している。

年齢を重ねるごとに負傷が増え、以前のような輝きを見せることは減ってしまったデ・ブライネ。それでも直近のトッテナム戦では短い時間ではあったものの、攻撃で存在感を示しており、次節リヴァプール戦では完全復活し、チームを救うことになるのだろうか。

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