サンチョはチェルシーの“ウイング1番手”になれるのか まだまだレギュラー争いは激しく「ジェイドンは我々にとって非常に重要」

チェルシーでプレイするサンチョ photo/Getty Images

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今節のカンファレンスリーグでは2アシスト

現在のチェルシーは各ポジションにタレントが溢れており、レギュラー争いはかなり厳しい。今季のチェルシーはUEFAカンファレンスリーグに回っているが、カンファレンスリーグとリーグ戦ではメンバー構成をガラリと変えている。今のところカンファレンスリーグのメンバーはサブ組という位置付けか。

28日にはグループステージ第4節でハイデンハイムと対戦したが、このゲームではFWジェイドン・サンチョがフル出場して2アシストを記録。チームの2-0勝利に貢献した。そんなサンチョも、1番手を確保できていない選手の1人だ。

今夏にチェルシー入りしたサンチョはリーグ戦でも9月に3試合連続アシストを決めたが、それ以降は目立った活躍が出来ていなかった。ウイングの位置には左にペドロ・ネト、右にはノニ・マドゥエケもいる。サンチョもまだ確固たる地位を築けていないのだ。
果たして指揮官エンツォ・マレスカを納得させられるのか。ハイデンハイム戦での2アシストは確かなアピールとなるだろう。マレスカもサンチョを重要戦力と語る。

「当初から言っているように、ジェイドンは我々にとって非常に重要だ。メンタル、フィジカル面のコンディションは整える必要があるが、彼はチームを大いに助けてくれるはずだ。ここ数試合は彼を起用しなかったが、今回のゲームでは彼が重要な存在であることを示してくれた。特に低いブロックで守るチームに対しては、ジェイドンのクオリティが必要となる」(クラブ公式より)。

サンチョはマンチェスター・ユナイテッドで難しい時間を過ごしてきただけに、チェルシーでの挽回に燃えているはず。まだまだレギュラー争いは決着していないが、サンチョはウイングの1番手となれるか。

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