シーズン序盤は苦戦も気づけば公式戦10ゴール アルバレスはついにアトレティコで本領発揮か 「彼には時間が必要だった」

調子をあげてきたアルバレス photo/Getty Images

現在2位のアトレティコ・マドリード

ラ・リーガ第15節でバジャドリードと対戦し、5-0の大勝を飾ったアトレティコ・マドリード。現在公式戦7連勝と絶好調なアトレティコはリーグ戦でも2位で、首位バルセロナとの勝ち点差を2にまで縮めている。

そんな好調なアトレティコで最近躍動しているのが今節でもゴールを決めたアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスだ。今夏にマンチェスター・シティからアトレティコへ移籍した同選手は移籍当初、結果を残せず苦戦していた。

移籍後初ゴールは9月15日のラ・リーガ第5節のバレンシア戦となったが、そこから徐々に本来の調子を取り戻したアルバレスは現在公式戦21試合で10ゴール2アシストを記録。公式戦二桁ゴールと軌道に乗っており、持ち前の決定力を発揮している。

アトレティコの指揮官ディエゴ・シメオネもそんなアルバレスの活躍に満足しており、得点を重ねるストライカーを高く評価している。

「彼には時間が必要だった。すべてのサッカー選手には時間が必要で、出番を待つ必要がある。フリアンはデビュー以来、成長した。彼はアトレティコのプレイスタイルを解釈する能力を向上させた。彼はアルゼンチン代表で異なるスタイルを経験しており、シティでも全く違う。彼には時間が必要だった。アトレティコはこういうチームで、彼らはそれをどんどんうまく解釈している。彼のすべての特性は、チームに大いに役立っている」(スペイン『as』より)

シメオネのスタイルにも徐々にフィットしてきたアルバレスはここからどれだけ得点を積み重ねていくことができるか、注目だ。


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