J1昇格POは岡山と仙台が決勝進出 J1昇格残り1枠の椅子を賭け12月7日に決戦

決勝は岡山vs仙台となったJ1昇格プレイオフ photo/Getty Images

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上位チームに勝利し下剋上を果たした両者

J2の今季3~6位で争うJ1昇格プレイオフは1日、準決勝の2試合が行われ、3位のV・ファーレン長崎と6位のベガルタ仙台、4位モンテディオ山形と5位ファジアーノ岡山が対戦した。

長崎ホームで行われたV・ファーレン長崎とベガルタ仙台の試合。前半29分に長崎のDFヴァウドがハンドを取られてPKを献上。これを仙台のFW中島元彦が真ん中に突き刺して仙台が先制する。その後は仙台がペースを掴み、53分にFWエロン、68分にMF郷家友太と追加点を挙げる。長崎も76分にMFマテウス・ジェズスが1点を返すが、後半アディショナルタイムに再び中島がダメ押しとなる4点目を決めて試合は終了。6位の仙台が3位の長崎に4−1と快勝した。

準決勝のもう一つの試合、山形ホームで行われたモンテディオ山形とファジアーノ岡山の試合も、下位チームが前半のうちにリードする展開となった。岡山は31分にDF本山遥のゴールで岡山が先制すると、その3分後にMF岩渕弘人が追加点を挙げる。なんとか追いつきたい山形だったが、54分にDF川井歩が相手選手との競り合いの末にレッドカード受け退場。これが大きく響いてしまい、以降は1人少ない中で戦うことになってしまう。その後85分に岡山のFW木村太哉がダメ押しゴールとなる3点目を決めて試合は3−0で岡山の勝利。岡山が決勝へと勝ち進んだ。
決勝のカードは5位ファジアーノ岡山と6位ベガルタ仙台。それぞれ上位のチーム打ち破っての決勝進出となった。これで仙台が優勝すれば4年ぶりのJ1復帰となり、岡山が勝利すれば初のJ1昇格となる。両チーム今季のリーグ戦での対戦成績は岡山がホーム、アウェイ共に2勝しており、会場も岡山のホームスタジアムで行われることから岡山が優勢にも見られる。しかし長崎との試合での仙台の勢いを見れば、仙台も勝機は十分あるだろう。決勝は12月7日に行われる。

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