「私たちはタイトルを求めている」 リーグ戦3戦未勝利もバルセロナ指揮官は野心を語る

バルセロナを指揮するフリック photo/Getty Images

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11月にまさかの急ブレーキ

バルセロナは最高の開幕スタートダッシュを飾った9月と10月からは考えられない状況に陥っている。ラ・リーガ第15節ラス・パルマス戦で1-2で敗戦を喫したバルセロナはこれで直近のリーグ戦3試合で獲得した勝ち点はわずか1にとどまった。

それでも、指揮官のハンジ・フリックは試合後のインタビューで「チームは努力を注いでプレイし、得点チャンスを作り出す。私たちはタイトルを求めているし、それを目指して戦わなければならない」と野心が尽きていないことを示し、何よりもチームには「ブロックとして全員で守ること」を求めた。『MUNDODEPORTIVO』が伝えている。

「(この試合で)チームは多くの時間を支配し、チャンスを作り出した。それは良いニュースだが、我々はもっと学ばなければならない。我々はリーグで最も若いチームだ。試合が始まると複雑になるが、譲歩する必要はないし、ブロックとして守らなければならない。それは攻撃するときも同じだ」
試合の内容については「いろいろなことが起こった。言い訳のように見られたくないし、文句を言っているようにも見られたくないから、こういった答えを出すのは好きではない」としつつも、「対戦相手はもちろん自分たちの仕事をし、私たちを研究している」と対戦相手が上手だったことを認め、「失点するのには常に理由がある」と改善を口にした。

リーグ戦を首位で独走していたバルセロナだったが、気付けば2位のレアル・マドリードまで勝ち点1差まで迫られている。シーズンも中盤戦に差し掛かる中で、フリックバルサはどのように修正するのだろうか。指揮官の手腕に期待がかかるところだ。

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