ハーランドはワールドクラスではない!? レアルやトッテナムでプレイしたファン・デル・ファールトが持論を展開

マンCでプレイするハーランド photo/Getty Images

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今季は公式戦戦19試合で17ゴール

現役時代、レアル・マドリードやトッテナムなどでプレイした元オランダ代表のラファエル・ファン・デル・ファールト氏はマンチェスター・シティでプレイするノルウェー代表FWアーリング・ハーランドについて持論を展開した。

2022年夏にシティにやってきたハーランドは同クラブでは公式戦117試合で107ゴール14アシストと得点を量産している。今シーズンもここまで公式戦19試合で17ゴールをマークしており、同選手は世界最高のストライカーの1人として考えられている。

しかし、ファン・デル・ファールト氏はハーランドについて厳しい見方をしており、英『TalkSPORT』の番組である『The LineUp』にて「ワールドクラスの選手とみなされるべきではない」と持論を展開し、次のように続けた。
「私はいつも、彼のスピードを奪えば普通の選手になると言ってきた。彼に失礼な言い方はしたくないが、技術的には十分ではないと思う。通常、シティはボールを支配し、多くのゴールを決めているが、ワールドクラスのストライカーについて語るには何かが足りない。彼を(マルコ)ファン・バステンや(ルート)ファン・ニステルローイと比べると、全然違う。みんな笑うだろうが、それが私の意見だ」」

同氏はハーランドの技術的な側面のクオリティやゴールが生まれていない時のチームへの貢献度を疑問視しており、同氏の思うワールドクラスの基準にシティのストライカーは達していないと考えているようだ。

今シーズンもシティの得点源の1人だが、ハーランドは試合から消える時間も多く、タッチ数の少なさはしばしば話題になる。同氏の言うようにハーランドはポストプレイやチャンスメイまでこなすことができる万能ストライカーというわけではないが、ボックス内での脅威やこれまで残してきたゴール数を忘れてはいけないだろう。

シティが現在公式戦7戦未勝利中ということもあって、チームを勝利に導けていないハーランドにも批判が集まっているが、苦しいチームを救ってこそのエースストライカーだ。今節はノッティンガム・フォレストとの試合になるが、ハーランドはチームを勝利に導くゴールを決めることができるか。


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