大一番で退場処分のバイエルンGKノイアー「チームにとって痛手」 現地紙はチーム最低評価で戦犯扱い

レヴァークーゼン戦で退場になったノイアー photo/Getty Images

決定機阻止でレッドカード

3日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはDFBポカールラウンド16でレヴァークーゼンと対戦し、0-1で敗れた。

昨季国内二冠を達成したレヴァークーゼンと今季ブンデスリーガで首位を走るバイエルンとの注目の一戦は、17分に試合の流れを大きく左右する場面が訪れた。

後方からのロングボールに反応してバイエルン守備陣の背後に抜け出したジェレミー・フリンポンに対して、バイエルンの守護神マヌエル・ノイアーがペナルティエリア内から飛び出して体ごとぶつかり、ファウルで止めた。主審はこれを決定的得点機の阻止と判断し、ノイアーに対してレッドカードを提示。バイエルンは70分近くを一人少ない状況で戦うことを余儀なくされ、その後69分にレヴァークーゼンのネイサン・テラにヘディングシュートを決められ、0-1で敗れてベスト16敗退が決まった。

試合後、ノイアーは退場処分となった場面について、「試合を決定づけるような場面だった。チームにとって痛手だったし、僕個人にとっても残念な結果だった」とコメントし、さらに以下のように続けた。

「フリンポンが走り込んでくるのが見えた。最初斜め内側に行ってから前に走って来たので僕は前に出てボールをクリアしようとした。でもボールには触れなかった。何人かの選手にはピッチ上で謝った」(ドイツ紙『Bild』より)

現地メディアもノイアーに対して厳しい目を向けている。ドイツ紙『Bild』は試合後にバイエルンの各選手を6段階評価(1が最高、6が最低)で採点。ノイアーには最低点となる評価点6を与え、「17分にフリンポンへのファウルで退場になり、チームを極度に弱体化させた」と評し、敗北を招いた戦犯であると批判している。

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