クラブ・ワールドカップ2025のポット分けが決定 Jで唯一出場の浦和はポット4で死の組の可能性も
全32チームが揃ったクラブワールドカップ (写真はイメージ) photo/Getty Images
遂に全32チームが揃う
FIFA(国際サッカー連盟)は来年6月15日にアメリカで開幕するFIFAクラブワールドカップ2025の組み合わせ抽選会を前にポット分けを発表した。
今大会から4年に1回の開催となり出場チームが32に拡大されたクラブワールドカップ。今大会は2021年から2024年の各大陸における成績と各大陸王者、FIFAが算出するクラブランキング上位のチームに出場権が与えられ、先日には遂に最後の1枠である南米王者が決定し全32チームが出揃った。
今回のポット分けでは、ポッド1にヨーロッパと南米それぞれランキング上位の各4チームが入り、ポット2には残りのヨーロッパの8チーム、ポット3にはアジア、アフリカ、北中米の上位2クラブと南米の残り2クラブが入った。そしてポット4にはJリーグで唯一出場する浦和レッズや開催国枠のインテル・マイアミなどが入った。抽選では本来のワールドカップの時と同様、欧州以外の複数チームが同じ組に入ることはなく、1組4チームの8組で1次リーグが行われ、各組上位2チームが決勝トーナメントに進出する。
ポット4に入った浦和レッズにとっては、厳しい大会になるだろう。ポット1には昨季CL王者のレアル・マドリードをはじめ、マンチェスター・シティや南米の強豪リーベル・プレートなど名のあるチームが入り、ポット2にも、CL準優勝のドルトムントやインテルといったチーム、ポット3には今年のコパ・リベルタドーレス優勝チームであるボタフォゴやボカ・ジュニオルスなど難敵が多い。特にポット3はアジアのチームが2チームいることから、上記のチームと当たる確率が上がるため、浦和の入るグループが死の組となる可能性も大いにあるだろう。
組み合わせ抽選会は、開催地マイアミの日本時間12月6日の3:00に行われる予定となっており、FIFA.com、FIFA+で放送される。また、昨日にこの大会の放映権を独占で獲得したDAZNでもライブ配信される。
ポット分けは以下の通り。
ポット1 レアル・マドリード(スペイン)、マンチェスター・シティ(イングランド)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)、パリ・サンジェルマン(フランス)、フラメンゴ(ブラジル)、パルメイラス(ブラジル)、リーベル・プレート(アルゼンチン)、フルミネンセ(ブラジル)
ポット2 ドルトムント(ドイツ)、チェルシー(イングランド)、インテル(イタリア)、ポルト(ポルトガル)、アトレティコ・マドリード(スペイン)、ベンフィカ(ポルトガル)、ユヴェントス(イタリア)、ザルツブルク(オーストリア)
ポット3 ボタフォゴ(ブラジル)、ボカ・ジュニオルス(アルゼンチン)、アル・ヒラル(サウジアラビア)、蔚山現代(韓国)、アル・アハリ(エジプト)、ウィダード・カサブランカ(モロッコ)、モンテレイ(メキシコ)、クラブ・レオン(メキシコ)
ポット4 浦和レッズ(日本)、アル・アイン(UAE)、エスペランス(チュニジア)、マメロディ・サンダウンズ(南アフリカ)、パチューカ(メキシコ)、シアトル・サウンダーズ(アメリカ)、オークランド・シティ(ニュージーランド)、インテル・マイアミ(開催国枠)