ラッシュフォードは何もしていない…… アーセナル戦のスタッツが悲惨、ロイ・キーンもおかんむり

批判も多いラッシュフォード Photo/Getty Images

シュートもキーパスもなし

プレミアリーグ第14節、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドの試合は2-0でアーセナルが制した。前半をスコアレスで終えるが、後半にコーナーキックからアーセナルが2得点を奪った。首位リヴァプールはニューカッスルと3-3で引き分けたため、首位との勝ち点差は7に縮まった。

ユナイテッドはルベン・アモリム体制で初の黒星となった。よく整備された守備はアーセナルに手を焼かせてもいたが、パフォーマンスを批判されている選手もいる。途中出場のマーカス・ラッシュフォードだ。

ラッシュフォードは59分にメイソン・マウントに代えて投入されたが、シュートもキーパスも記録せず、ボールタッチは22回、11回パスを試みたうち9回が成功したが、それだけに終わった。ドリブルで相手を抜き去るシーンもなく、空中戦に勝つこともなかった。守備でもあまり走っておらず、タックルも記録しなかった(データは『Whoscored.com』より)。

端的に言って、ラッシュフォードは何ももたらすことができなかった。『The Overlap』でガリー・ネビル氏やイアン・ライト氏とともに試合を観戦していた元ユナイテッド主将のロイ・キーン氏も不甲斐ないパフォーマンスにおかんむりのようだ。

「サッカー選手としての彼の全体的なプレイはショッキングだ。あいつのヘディングを見てみろ」

前節エヴァートン戦では2ゴールを記録し調子を取り戻したかに見えたラッシュフォードだが、これまで怠慢なプレイぶりでしばしばサポーターからの批判も受けている。今回はスタメンで出場することがなかったが、調子の波が激しい状態ではアモリム体制でもファーストチョイスとなることは難しいかもしれない。ユナイテッドで10番を背負う選手だけに、奮起に期待したい。




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