ニューカッスルは強い? アーセナルには勝利、リヴァプールとは引き分けるも、プレミア10位に沈む不思議な状況

ここまでのニューカッスルをどう評価すべきか photo/Getty Images

格下にあっさりと負けることがある

果たしてニューカッスルは強いのか、それとも調子が落ちているのか。今季前半戦の戦いは、何とも評価の難しいものとなっている。

序盤戦ではトッテナムを2-1で撃破し、マンチェスター・シティとも1-1で引き分けるなど、強敵相手にも結果を出した。しかしフラムには1-3で敗れ、マンCと引き分けた直後のエヴァートン戦はスコアレスドローで終えてしまった。

さらに11月はアーセナル、好調のノッティンガム・フォレストに勝利したが、続くウェストハム戦は0-2で敗北。ウェストハムは14位に沈むなど苦しんでいるクラブだ。そこにあっさりと負けてしまうのはどうも納得がいかない。

この現状にクラブOBのジョン・アンダーソン氏は、原因がよく分からない不安定な状態にあると語る。

「自信を落としているのか、選手の調子が低下しているのか、怪我人の影響か、原因を突き止めるのは難しい。全てが不安定だ。シーズンの初めは特に良いプレイをしているわけではなかったが、何とか勝っていた。その後アーセナル、フォレストを破り、『よしよし、良い状態になったな』と思ったんだ。でも、ホームでウェストハムに負け、続くクリスタル・パレス戦も引き分け。全てが不安定で、何が起こるか分からないんだよ」

4日にはプレミアリーグ第14節で首位リヴァプールと対戦し、激しい撃ち合いの末に3-3のドローに持ち込んだ。リードしている時間帯もあり、ニューカッスルには強敵と戦うだけの力があることを証明したと言える。

しかし、リーグで上位へ進出するには中堅・下位クラブ相手の取りこぼしを避けねばならない。今のところそれが出来ていない状況で、強いのか分かりにくいチームになっている。

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