アーセナルに行ったのは「これまでで最高の決断」とハフェルツ チェルシーでは期待はずれの烙印

アーセナルで最前線を担うハフェルツ Photo/Getty Images

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移籍は正解だったか

アーセナルFWカイ・ハフェルツは、今ではミケル・アルテタのチームで欠かせない戦力となっている。昨季の移籍直後は結果を出せずに苦労したが、最終的にはリーグ戦13ゴール7アシストの活躍。現在は少しゴール数が伸び悩んでいるが、ハフェルツの仕事はゴールを決めるだけではなく、アーセナルの欠かせない戦力であることは変わりない。

そんなハフェルツは『sky sports』にて、前所属のチェルシーを離れてアーセナルへ向かったのは「最高の決断」だったと語った。

「ここに来てまだ1年ちょっとだけど、ずいぶん昔のことのように感じる。みんなのことをよく知っているし、まるで自分の家にいるような気分だ。毎秒を楽しんでいるよ。僕にとって、これは最高の決断だった」
ハフェルツはチェルシーで20-21シーズンにチャンピオンズリーグを獲得しており、しかも自身が挙げたCLでの初得点が決勝戦マンチェスター・シティ戦の決勝点となっている。そのため美しい思い出もあるはずだが、全体的にみて139試合32ゴールという成績は不安定だったといえる。7100万ポンドという移籍金は当時ケパ・アリサバラガに次ぐ高額だったということもあり、期待はずれの烙印を押されることも少なくなかった。

アーセナルでも安定して得点を重ねているとは言いがたいが、起用法もいまひとつ定まらなかったチェルシー時代に比べてチームでの役割ははっきりしている。本人も「チームにはまだ開発の余地や、改善点がたくさんある。今後数年間は僕達にとって素晴らしいものになるはずだし、全員がその準備ができている」と手応えを口にしている。

アーセナルにはタイトルという実績が足りないが、ハフェルツはこれをもたらすことができるだろうか。


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