ローマが冬の移籍市場で、エヴァートンの主力のボランチと長身FW、そしてナポリの万能型FWの獲得を計画か

就任後、勝利を手にできていないローマのラニエリ監督 photo/Getty Images

エヴァートンは同じフリードキングループ

不調に喘ぐローマは、冬の移籍市場で補強によって活路を見出すことができるだろうか。

『La Gazzetta dello Sport』によると、ジャロロッシはエヴァートンのアブドゥライェ・ドゥクレとベト、そしてナポリのジャコモ・ラスパドーリの獲得を目指しているという。

ドゥクレは、現在31歳の守備的MF。強靭でしなやかなフィジカルを有し、豊富な運動量で攻撃参加も得意し、エヴァートンでもレギュラーを張っている。ベトはウディネーゼでも活躍した26歳の長身CF。今シーズンは12試合に出場し4ゴールを決めている。

そしてナポリのラスパドーリは、セカンドトップやトップ下、ウィンガーもこなせる万能型のFW。イタリア代表としても活躍する24歳の若手有望株で、もしローマ移籍が実現すれば、CFのアルテム・ドフビクを基点にした連携が期待できる選手だ。

同紙では、ドゥクレとベトの移籍に関しては、フリードキングループが9月にエヴァートンを買収したため、実現の可能性は高いと見られている。そしてラスパドーリについては、ナポリでは出場機会が少ないものの、売却するかどうかは今のところ不明だ。実現すればパウロ・ディバラやマティアス・スーレ、そしてステファン・エルシャーラウィと並ぶローマの新たな攻撃のオプションになり、楽しみではある。今後の動向に注目したい。

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