2034W杯はまた冬開催、それも1月開催に? サウジアラビア開催なら再び変則スケジュールとなる可能性が高く

カタール大会はアルゼンチンが優勝 photo/Getty Images

クラブ側は再びスケジュールの変更が求められる

2022年のワールドカップはカタールで開催され、気候的な問題から11月20日に開幕し、12月18日に閉幕する変則スケジュールとなった。

通常のワールドカップは夏季開催だったため、2022年は欧州主要リーグをはじめとする各国リーグがスケジュールの変更を迫られた。この変更にクラブ側から不満の声が出ることもあったが、FIFA側は方針を変えなかった。

あの変則スケジュールはカタール大会だけかと思いきや、そうではない。現在2034年の開催地選定が進んでおり、サウジアラビアが最有力となっている。『Inside World Football』は今月11日にも正式に承認される見通しと見ているが、サウジアラビアもカタールと同じく夏場は気温が高い。そのため、同じく冬季開催となる可能性が高いのだ。

さらにFIFA側はラマダンの時期は開催を避ける考えで、2034年のラマダンは11月から12月にかけての1ヶ月となる。そのため、ワールドカップの開催時期を1月にずらすプランが浮上している。さらに2026年大会よりワールドカップは出場国が48に増加するため、2034年大会はカタール大会よりも大会の消化に時間がかかる。

主要リーグは2022-23シーズン以上の中断期間が必要となる可能性があり、各クラブが難しい対応を迫られるのは間違いない。

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