ペップvsモウリーニョ舌戦再び!? ペップのコメントにモウ皮肉「自分は150件もの訴訟に対処しながら勝とうとは思わない」

モウリーニョとペップ Photo/Getty Images

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2人の舌戦は以前メディアを賑わせた

フェネルバフチェのジョゼ・モウリーニョ監督が、ペップ・グアルディオラ監督のコメントに対し辛辣な反応を返している。『Daily Mail』が伝えた。

ペップは先日のリヴァプール戦に敗れたが、その際に野次を飛ばすリヴァプールのサポーターに向け、「6本指」を立てるジェスチャーを行った。「自分は6回優勝しているぞ」という意味だろう。

この行為は、2018年にモウリーニョがマンチェスター・ユナイテッドの監督だった時代、敗戦後に古巣チェルシーのファンに向かって「3本指」を立てた行為を思い出させた。モウリーニョはその後数カ月で解雇されてしまったが、このことについて会見で問われたペップは、「私の場合はそうならないことを願っているよ。彼は3勝、私は6勝した。でもそういう意味でも私たちは同じだ」「私たちはそのような状況にいるという意味で同じだ。私たちのファンに、歌う人(朝には解雇だと歌ったリヴァプールファンのこと)たちよりもはるかに優れていることを知ってもらいたい」「(この行為は)ファンに我々が成し遂げたことは並外れたものだと感じてもらうためだった。我々は素晴らしいサッカークラブであることを証明したい。遅かれ早かれ終わりが来るだろうが、私はクラブのためにできる限り長く頑張るつもりだ」と答えている。
しかしモウリーニョはこのコメントに対し皮肉で返している。トルコメディア『Sporx』に対し次のように語った。

「グアルディオラが昨日こう言った。彼は6つのトロフィーを獲得し、私は3つだとね。私は公正かつ、クリーンに勝利したが」

「もし負けたとしても、相手の方が私より優れていたということなので、相手を祝福したい。私は150件もの訴訟に対処しながら勝ちたいとは思わない」

モウリーニョは明らかに、シティが現在直面する115件の不正容疑について語っている。シティはイングランドサッカー協会の財務規則に違反したとして115件もの告発を受けており、現在は裁判のさなか。プレミアリーグから降格する可能性も取り沙汰されている。

ペップがバルセロナ、モウリーニョがレアル・マドリードを指揮していた頃から、激しい舌戦を展開してきた両者。以前モウリーニョは「ペップは禿げている。彼はサッカーを楽しんでいない」などと発言したこともあり、犬猿の仲とされているが、今回の発言もモウリーニョは気に食わなかったのだろうか。

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