アーセナル退団後、初となる古巣との対戦! 指揮官アルテタはスミス・ロウ移籍を振り返る 「エミールを手放すというのは、もちろん非常に辛いものだった」

今季よりフラムでプレイするスミス・ロウ photo/Getty Images

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今ではフラムの中心人物に

プレミアリーグ第15節でフラムとの対戦を控えているアーセナル。現在、フラムにはアレックス・イウォビやベルント・レノなど元アーセナルの選手らも多く在籍しており、アーセナルファンにとっては特別な感情を抱く試合かもしれない。

そして、アーセナルで10番を背負い、若き逸材として注目されていたエミール・スミス・ロウも現在はフラムにいる。今夏に幼少期から育ったアーセナルから移籍することを決断した。新天地フラムではここまでリーグ戦14試合で3ゴール2アシストという結果を残しており、かつての輝きを取り戻しつつある。

そんなスミス・ロウと移籍後、初の直接対決となるが、アーセナルの指揮官ミケル・アルテタはこの若き至宝との別れを試合前に振り返っている。
「(スミス・ロウの退団は)確かに特別なものだった。しかし、相手の目を見て、その人が本当にこれが自分にとっての移籍であり、移籍するのに適切な時期であり、本当に別の挑戦が必要だと信じているなら、それを理解し、感謝の気持ちを示し、先に進まなければならない」

「彼らが去ったら、あとは彼らに任せるしかない。たまに彼らと話すことはあるが、彼らが私たちのためにしてくれたことにとても感謝しているし、彼らの幸せを願っている。エミールを手放すというのは、もちろん非常に辛いものだった。特に、彼がクラブと私にしてくれたことに対して、個人的に本当に感謝しているからだ」

「あの期間、彼はいくつかのことを変えるのに貢献したと思うが、結局、選手はプレイしなければならない。彼も多くの困難な時期を経験した。一緒にいたときには怪我との闘いも多かった。彼には新たなスタートが必要だった。それは普通のことだ。私たちはそれを理解し、彼を手放したんだ」(英『Evening Standard』より)

アルテタにとってもクラブにとってもスミス・ロウの移籍は大きな決断だったことを明かした。ファンにとっても10番を背負う若き至宝の退団は辛いものであったことは間違いないが、スミス・ロウのフラムでの活躍は嬉しいものだろう。

アーセナル戦で素晴らしいパフォーマンスを見せることは古巣への恩返しにもなるが、スミス・ロウはアルテタ率いるチームを相手にどんなプレイを見せてくれるだろうか。

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