「スターリングにはもうハングリー精神がないような気がする」 “356分”の出場に留まるスターリングのアーセナルでのキャリアはこのまま終わるのか

アーセナルにレンタル移籍中のスターリング photo/Getty Images

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1ゴール2アシストとインパクト残せず

現役時代、モナコやバルセロナ、アーセナル、チェルシーといったビッグクラブでプレイしていたエマニュエル・プティ氏はラヒーム・スターリングへ厳しい見解を示した。

エンツォ・マレスカ新監督が就任したチェルシーで構想外となったスターリングは今夏、レンタル移籍でアーセナルに加入。指揮官ミケル・アルテタとはマンチェスター・シティ時代に共に仕事をしており、アルテタの下でスターリングがアーセナルにどんな影響を与えることができるかは大きな注目を集めていた。

しかし、現状はインパクトを残せていない。ここまで公式戦10試合の出場で1ゴール2アシストとなっており、プレイ時間も356分と限定的だ。ここまでは目立った活躍ができていないスターリングだが、プティ氏はスターリングが以前ほどサッカーに対する熱を持っていないのではないか、と考えている。
「今シーズン、ラヒーム・スターリングには何かが足りない。彼のスピードを除くと、他に何があるだろうか?スターリングにはもうハングリー精神がないような気がする。彼はサッカーで成し遂げるべきことはすべて成し遂げたと思っているようだが、トップレベルのプロサッカーではそうはいかない」

「これが、彼のパフォーマンスが上がらない理由だと思う。彼は努力し続けることを望んでいないし、若い頃と同じ野心を持っていないからだ。チェルシーは夏に彼を移籍市場に出すだろう。もし移籍を希望するなら、彼は給料を減らさなければならない。そうでなければ、彼はチームに残り、二度とチームのメンバー表に彼の名前が載ることはないだろう」(『Gambling Zone』より)

これまで多くのタイトルを獲得してきたスターリングの経験はアーセナルにとって役に立つと考えられていたが、プティ氏は現段階ではそういった効果をもたらしていないと考えている。

アーセナルは復調し、再びタイトル争いに向けてエンジン全開だが、スターリングはここから獲得を納得させるようなパフォーマンスを見せることができるだろうか。

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