アーセナルの「サッカー界でもっとも迷惑な男」ジョバーが契約を延長か セットプレイを武器に変えた話題の専任コーチ

アーセナルのセットプレイコーチ、ニコラ・ジョバー Photo/Getty Images

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目を見張る仕事ぶりだ

アーセナルは、セットプレイ専任コーチのニコラ・ジョバーと契約を延長すべく動いているようだ。『Mirror』などが伝えている。

ジョバーは、ミケル・アルテタがマンチェスター・シティのコーチをしていた時代に見出した人材だ。その後アルテタに請われる形で2021年にアーセナル入りしている。昨季からアーセナルのセットプレイからの得点は劇的に増えており、昨季から数えてコーナーキックで「22」得点を叩き出したアーセナルはプレミアリーグ公式から「コーナー・キング」と呼ばれた。

実際はジョバーだけでなく、アルテタの周りのスタッフ数名が含まれるようだ。フラム戦前の会見でアルテタは「4人から5人がコミットするのは簡単なことではない」と語っている。
前節マンチェスター・ユナイテッド戦ではコーナーキックから2ゴールが生まれ、『The Overlap』で試合を観戦していた元ユナイテッドのガリー・ネビル氏は「サッカー界でもっとも迷惑な男だ」とジョバーを非難した。このあだ名は英メディアのお気に入りとなったようで、アーセナル×ユナイテッド戦後は多くの記事の見出しにこのフレーズが踊った。

かつては期待感の薄かったアーセナルのセットプレイを強力無比な武器に変えたジョバー。元リヴァプールのジェイミー・キャラガー氏は「週給2万5000ドルにも値する」とジョバーを評していたが、大幅な昇給もあるのだろうか。有能な人材にはそれに値する報酬を与えてしかるべきだ。



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