シティはリコ・ルイス出場停止でDFが4枚揃わず、ユナイテッドは連敗 今季2度目のマンチェスター・ダービーは不調同士の一戦に

両クラブがともに不調でマンチェスター・ダービーに臨む photo/Getty Images

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エティハド・スタジアムでの開催が予定されている

プレミアリーグ第16節ではマンチェスター・シティ対マンチェスター・ユナイテッドのマンチェスター・ダービーが予定されているが、どちらも難しいチーム状況でこの一戦に臨むことになる。

シティはノッティンガム・フォレスト戦で勝利し、ようやく長く暗いトンネルから抜け出せたと思われていたが、直近のクリスタル・パレス戦では2度のリードを許し、何とか後半に追い付いて勝ち点1を獲得している。従来のシティでないのは間違いなく、しかもミッドウィークにはCLユヴェントス戦が予定されており、疲労を感じながらダービーを戦わなければならない。

しかも、『Manchester Evening News』によると、現状起用可能はDFはルベン・ディアス、ヨシュコ・グヴァルディオル、カイル・ウォーカー、リコ・ルイスの4人のみで、マヌエル・アカンジ、ネイサン・アケ、ジョン・ストーンズといった他の3人は起用できる状態にいないという。さらにルイスはパレス戦で2枚のイエローカードを提示され退場処分となっており、次節ユナイテッドとのダービーに出場することができない。
トップチームの選手では4バックを揃えることができず、ジャフマイ・シンプソン・ピュゼーといったアカデミー組の若手が起用されることになるだろう。数少ないポジティブな要素でいえば、ケビン・デ・ブライネの復帰で、攻撃に迫力が戻りつつあるところか。

一方のユナイテッドは、ルベン・アモリム新監督就任からイプスウィッチ戦、FKボデ/グリムト戦、エヴァートン戦の3試合で負けなしを継続していたが、その後のアーセナル戦、ノッティンガム・フォレスト戦では連敗を喫してしまった。

気になったのはセットプレイの守備で、アーセナル戦では2失点、ノッティンガム・フォレスト戦では1失点、セットプレイからの攻撃でゴールを許している。シティがここを狙ってくる可能性は高く、戦術や人選を再度考える必要がありそうだ。

コミュニティシールド以来となる今季2度目のマンチェスター・ダービー。シティは守備陣が揃わず、ユナイテッドは連敗で迎えるこの一戦はどちらが勝ち点を獲得することになるのだろうか。

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