ローマの希望の光、20歳で生え抜きのピジッリが躍動 ゴールは共にユースで育ったボーヴェに捧ぐと語る

クロスをダイレクト、難しいシュートを決めたピジッリ photo/Getty Images

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今シーズン2ゴール目

ローマのニッコロ・ピジッリが、レッチェ戦で躍動し、チームに勢いをもたらす豪快なゴールを決めた。

その試合で彼は、1−1の状況で56分に投入されると、ジャロロッシの中盤を安定させ、試合の流れを引き寄せる活躍を見せた。

そしてチームが勝ち越した後、66分に自身も右からのクロスにダイレクトで合せ、鋭いシュートをゴールに突き刺した。ピジッリは喜びを爆発させると、ファンの元へと走っていった。
試合後のインタビューで、ピジッリはこのゴールについて聞かれると「私は後ろから連動してボックス内に進入した。パウロがサウドに素晴らしいパスを出し、サウドがそれをうまく私にクロスを送ってくれたので、素晴らしいチームの動きだった。ファンのところまで駆けていく、あの光景は長い間夢見ていました。そしていつまでも忘れないでしょう。あれは素晴らしかったです」

そして先日、試合中に倒れたエドアルド・ボーヴェについて言及した。というのもピジッリとボーヴェは年齢が近く、共にローマのユースで育った間柄だった。

「このゴールはすべて彼のためだ。物事がうまくいくことを心から願っている。エドアルドはおそらく私がこれまでサッカー界で作った最も重要な友人だ。彼は私がトップチームに馴染むのを本当に助けてくれた。私は彼にこのゴールを捧げる」

そのボーヴェは幸い、命が助かったものの、復帰の目処は立っていない。除細動器を埋め込む手術が行われるようで、そうなるとイタリア国内での復帰が難しくなることが予想される。

いずれにせよ、この20歳の生え抜き選手の活躍は、クラブの希望の光となるだろう。今後の彼の活躍に期待したい。

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