昨季の111ゴール超えをも狙える驚異の破壊力 開幕から15試合で56ゴールを奪っているPSVの得点ペースが凄い

ゴールを量産するPSV photo/Getty Images

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エールディヴィジでは制御不能

昨季もリーグ戦で111ゴールを奪う圧倒的な攻撃力を披露していたが、今季もエールディヴィジ王者PSVの破壊力が凄まじい。

6日に行われたエールディヴィジ第15節のFCトゥエンテ戦で6-1の大勝を収めているが、PSVがリーグ戦で5ゴール以上を奪うのはこれが早くも6度目である。15試合消化時点でチーム得点数は56ゴールに達しており、リーグで2番目に得点数が多いフェイエノールトとは21ゴールもの差がついている(フェイエノールトは35ゴール)。

昨季はベテランFWルーク・デ・ヨングが29ゴール15アシストと大爆発だったが、今季はデ・ヨングを追い越す勢いで若手が奮闘しているのも特長的だ。
リーグ第2位となる10ゴールを奪っているアメリカ代表FWリカルド・ペピ、同じくアメリカ代表でプレイする攻撃的MFマリック・ティルマン、オランダ代表MFフース・ティルも6ゴールを記録。モロッコ代表のセントラルMFイスマエル・サイバリも5ゴールと印象的だ。

ここまでPSVは56ゴールを奪っているが、これは昨季のエールディヴィジ12クラブのシーズン得点数をすでに超えるものだ。例えば昨季7位に入ったユトレヒトはリーグ戦34試合で49ゴール、8位のスパルタ・ロッテルダムは51ゴール、9位ゴー・アヘッド・イーグルスは47ゴールでシーズンを終えている。

このペースでいけば、PSVは昨季の111ゴールを超えてくるだろう。ここまでの1試合平均得点3.7点は驚異的であり、今季もPSVを止められるクラブは見当たらない。

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