チェルシーに2点差をひっくり返されたトッテナム 一貫性のない現状に主将ソン・フンミン「そろそろ選手たちもステップアップする必要がある」

トッテナムの主将ソン・フンミン photo/Getty Images

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序盤は素晴らしいパフォーマンスだったが

プレミアリーグ第15節でチェルシーと対戦し、3-4で敗戦したトッテナム。序盤はトッテナムペースで進み、ドミニク・ソランケとデヤン・クルゼフスキのゴールで早くも2点のリードを奪った。

しかし、徐々にトッテナムのハイプレスに慣れてきたチェルシーに後半2度のPKを与えてしまうなど、あっさり逆転を許す。後半ATにソン・フンミンがゴールを挙げるも、反撃間に合わず、2点差をひっくり返され、敗北する形となった。

マンチェスター・シティに4-0で勝利した後の公式戦4試合は2分2敗と勢いに乗れないトッテナム。キャプテンのソンは一貫性のない現状を乗り越えるには選手たちのステップアップが必要だとチェルシー戦の後、英『Sky Sports』に語った。
「ステップアップする必要がある。我々はこのような困難な時にこそ、団結しなければならない。そろそろ選手たちもステップアップする必要があると思うし、大きなサポートと大きな声援が必要だ」

この試合、怪我明けのミッキー・ファン・デ・フェンとクリスティアン・ロメロが試合中に負傷により交代を余儀なくされたこともトッテナムにとっては痛かったが、現在リーグ戦11位と浮上のきっかけを掴めない状況が続いている。

当然アンジェ・ポステコグルー監督へのプレッシャーも高まっているが、ロメロは選手たちの指揮官への信頼を口にしている。

「彼は素晴らしい監督だ。最初のシーズンでそれを実感した。2年目は多くの負傷者が出た。最初に批判されるのは選手たちであり、10試合負ければスタッフが交代させられるが、実際に何が起きているのかについては誰も語らない。私たちはこのスタッフにとても満足している。彼らの働きぶりやプレイしようとするサッカーが大好きなんだ。我々は迅速に前進するよう努力する」(『Telemundo』より)

CL出場権を獲得できるトップ4返り咲きを狙うトッテナムはここからチーム一丸となって巻き返すことができるだろうか。


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