元イタリア代表のタッキナルディ氏が、ディマルコを「最高レベルだ」と大絶賛 今シーズンもFW顔負けのゴールをいくつも披露

ゴール後には自信たっぷりな表情でポーズをとるディマルコ photo/Getty Images

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迫力ある攻撃参加が魅力

元イタリア代表でユヴェントスOBのアレッシオ・タッキナルディ氏が、インテルのフェデリコ・ディマルコを絶賛した。

『FC Inter News.it』によると、その発言があったのは、タッキナルディ氏がある番組に出演した際の一幕だという。

彼がディマルコについて「彼には細心の注意を払っている。プレイする毎試合で彼は成長する。インテルには多くのリーダーがいるが、彼は個性を身につけている。彼は多くの努力をし、多くの成長を遂げ、汗と努力のおかげで世界の選手になった。最高レベルだ」と語った。
ディマルコといえば、インテル不動の左サイドバックとして活躍する選手。スピードがあり、守備面では迫力あるプレッシングを見せ、攻撃面では積極的にサイドを駆け上がる姿よく見られる。そして左足の精度も高く、正確なクロスでアシストすることや自らシュートを放ち得点することも多い。

昨シーズンはDFながら、彼が出場した全公式戦で6ゴール8アシストを記録。フロジノーネ戦では左サイドを駆け上がり、ハーフライン付近のかなり遠い距離から、ロングシュートを決めている。

そして今シーズンは、現時点で2ゴール4アシストを記録しており、最新のレッチェ戦では、ペナルティエリア内で見事なボールコントロールを見せ、FW顔負けのゴールを奪った。他にもイタリア代表のUEFAネイションズリーグのフランス戦では、ワンツーで最終ラインを抜け出すと、折り返しが浮き球となり、それを難なくダイレクトで左足で合わせ、豪快なシュートを決めている。

元々、彼は左足の精度に定評があったけれども、近年のプレイを見ているとタッキナルディ氏の言うことも頷けてしまう。守備もさることながら、攻撃参加時のディマルコは、そのスピードと足元の技術で手に負えない感じを受ける時がある。今後ますます彼の活躍に期待が集まりそうだ。

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