レヴァークーゼン戦の敗戦は影響なし? インザーギ監督は「試合をコントロールした」「明日にはおそらくトップ8に入る」と余裕の発言

マネジメント力が試されるインザーギ監督 photo/Getty Images

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今シーズンのCLでは初の敗戦

CLのリーグフェーズの第6節でレヴァークーゼンと戦ったインテルは、試合終了間際の失点で敗北を喫した。

この試合、インテルはエースのラウタロ・マルティネスやヘンリク・ムヒタリアン、ニコロ・バレッラなど数人の主力を温存して臨んだが、終始レヴァークーゼンに主導権を握られ、一方的に守備に回らされた。そしてインテルとしては引き分けが御の字と思われた90分に失点。右からのクロスに対し、ゴール前を固めるもボールが相手のDFノルディ・ムキエレの前に溢れてゴールへと押し込まれてしまった。

この敗戦でインテルは、4勝1敗1分とし、勝点13で4位となった。試合後のインタビューでシモーネ・インザーギ監督は守備に奔走した点について記者から質問されると「我々はあまりにも攻撃が少なすぎました。ピンチはクロスバーに当たったシュートくらいだったので、もっと攻勢を仕掛けるべきだったのは事実です」と語ると、続けて「私たちがこの戦略で行くと決め、実際に彼らは試合を支配しつつ苦しんでいると感じました。もっとクオリティを上げるべきでしたが、今日は我々が知っているクオリティを出せませんでした」と述べた。
そして飽くまでも意図があったことを強調し「私たちは試合をコントロールしましたが、おそらくやりすぎたかもしれません。私たちはもっと大胆なことをするべきだったのかもしれません」と反省の弁を口にした。

ただその後のインタビューでは、無敗を維持できなかったことを残念に思いつつも「私たちの進歩には影響しません。明日はおそらくトップ8に入ることでしょう。そして1月にある2試合で運命を握ることになるでしょう」と敗戦の影響はないことも明言。残りの2試合で上位8位に入り、決勝トーナメント自動昇格を狙う姿勢を見せた。

インザーギ監督が語る通り、この敗戦の影響を受けることなく目標を達成できればいいが、1月に行われる第8節では、南野拓実が所属するモナコとの対戦もある。今後のインテルの戦いに注目したい。

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