サラー、デ・ブライネ、30代の選手とどこまで契約を延長する? 現代サッカーで難しくなった世代交代の見極め

サラーは今季絶好調だ photo/Getty Images

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レヴァンドフスキのように30代後半でも衰えないケースもある

30代に入った選手をいつまで信頼すべきなのか。これはサッカー界でも永遠のテーマと言えよう。特に現在のプレミアリーグでは、この悩みを抱えているクラブがいくつかある。

リヴァプールではFWモハメド・サラー(32)、DFフィルジル・ファン・ダイク(33)、マンチェスター・シティではMFケビン・デ・ブライネ(33)、トッテナムではFWソン・フンミン(32)だ。

クラブが彼らと契約を延長するのかは最近も何度か話題になってきているが、上記の4選手はいずれも契約期間が2025年夏までとなっている。年齢を考慮した時、彼らとの契約を延長すべきなのか。
『ESPN』はそこの見極めが非常に難しいと取り上げている。年齢を考慮して彼らベテラン選手と別れるのか、その場合は市場で代わりとなる若い選手を獲得できるのか。

難しいのは、バルセロナFWロベルト・レヴァンドフスキ(36)やレアル・マドリードMFルカ・モドリッチ(39)のように30代後半になってもトップパフォーマンスを維持する鉄人プレイヤーが増えてきたことだ。クリスティアーノ・ロナウドやリオネル・メッシもその最たる例と言えるが、年齢だけでは判断しづらくなっている。

しかしデ・ブライネのように怪我が増えるケースもあり、同メディアはデ・ブライネが2023-24シーズンの開幕以降、筋肉系のトラブルで合計170日間を離脱したと伝えている。デ・ブライネにはサウジアラビア行きの話題もあるが、33歳という年齢を迎えてピークは過ぎつつあるか。

また同じマンCでは、今夏に復帰したMFイルカイ・ギュンドアン(34)もかつての輝きがない。これは年齢による衰えとも判断できる。

リヴァプールではサラー、ファン・ダイクともに絶好調で、両者とも怪我のトラブルがない。現状サラーと同じ働きが出来る若手は少なく、市場で代わりとなる選手を獲得するのは容易ではない。

ここの見極めを誤れば、クラブの成績が急降下する危険性がある。同メディアはレヴァンドフスキのようなタイプか、それとも30代から急激にパフォーマンスが落ちるタイプなのか見極めが運命を分けると注目しているが、現在プレミア首位を走る好調リヴァプールも見極めのタイミングが近づいている。

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