世界は仏リーグ・アンを過小評価している? リール、ブレストらCLでの旋風にサリバも「リーグ・アンのことをリスペクトしていない人もいるから……」

モナコはバルセロナを撃破している photo/Getty Images

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強豪を撃破するケースも

今季からコンペティションの仕組みが変わっていることも影響しているかもしれないが、今季のチャンピオンズリーグを大いに盛り上げている勢力の1つがフランス勢だ。

国内王者パリ・サンジェルマンが躓いているところはあるが、PSGも11日にはリーグフェーズ第6節でザルツブルクを3-0で撃破。現在の順位は25位となっていて、まだ決勝トーナメント・プレイオフを狙うことはできる。

驚きは他のフランス勢で、第6節ではリールがシュトゥルム・グラーツを3-2、スタッド・ブレストがPSVを1-0で撃破。現在ブレストは7位、リールは8位、また今節アーセナルに0-3で完敗したASモナコも16位と粘っている。
この状況をアーセナルでプレイするフランス代表DFウィリアム・サリバも喜んでいる。仏『Canal+』にて、サリバはリーグ・アンの実力が過小評価されていると語る。

「嬉しいね。今節はブレスト、PSG、リールが勝利した。リーグ・アンのことをリスペクトしていない人もいるから、この結果は気分が良い。イングランドの人の中にも、リーグ・アンのことを甘いリーグと思っている人がいるからね」

CLではくじ運も考慮する必要があるが、それでもリールはレアル・マドリード、アトレティコ・マドリードを撃破し、ユヴェントスとも引き分けるなど実力をきっちりと証明している。

モナコも第1節ではバルセロナに勝利していて、フランス勢の力は侮れない。決勝トーナメントでも台風の目となる可能性があり、その実力を過小評価すべきではない。

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