好調時はセルティックNo.1級のテクニシャンだが…… 旗手に求められる安定感「彼から何を得られるか分からない」

セルティックでプレイする旗手 photo/Getty Images

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好調時はライプツィヒ相手にも違いを生み出した

10日にチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第6節でディナモ・ザグレブとアウェイで戦い、スコアレスドローに終わったセルティック。しかし一息ついている暇はなく、この週末には国内最大のライバルであるレンジャーズとのスコティッシュ・カップ決勝が控えている。

それを前に地元メディア『The Celtic Star』は中盤の編成が悩ましいと取り上げており、日本代表MF旗手怜央の状態に注目している。

旗手のテクニックはセルティックでもトップクラスにあり、今季はCLライプツィヒ戦、今月4日に行われたアバディーンとの首位攻防戦で得点を記録するなど、ここぞの場面で決定的な働きを見せている。
しかし、やや安定感を欠いているのも事実。好不調の波があり、今回0-0で終えたザグレブ戦も評価はあまり高くない。週末のレンジャーズとの決勝へ向け、旗手が100%のパフォーマンスを発揮してくれるのか同メディアは不安視しているのだ。

中盤ではアルネ・エンゲルス、ルーク・マッコーワン、パウロ・ベルナルド、カラム・マクレガーなど他にも選択肢がある。旗手もスタメンが確約されているとは言い切れないのだ。

「ザグレブ戦を終え、中盤では再び議論が起きている。旗手はライプツィヒ戦、アバディーン戦での決定的なパフォーマンスがあった一方で、ザグレブ戦のように良くないパフォーマンスもあり、彼から何を得られるか分からない。旗手は安定したパフォーマンスを発揮することが課題だ」

「今季のセルティックはシーズンを通して中盤をローテーションさせているが、マッコーワンの台頭によって旗手の地位が脅かされているのは間違いない。週末のレンジャーズ戦では特別なパフォーマンスが期待される。いつも通り、旗手がどんな出来栄えになるかは本人しか分からない。ザグレブ戦ではなく、ライプツィヒ戦で見せたバージョンになることを願うのみだ」

好調時は欧州の強豪相手にも違いを違いを生み出せる。安定感を身につけることは日本代表でのポジション争いにも影響してくるはずだが、週末のレンジャーズ戦では最高の輝きを放てるか。

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