トッテナム指揮官ポステコグルーが激怒 ボールロスト16回、パス成功率69%、5回のデュエル全敗など散々なヴェルナーに「受け入れられない」

トッテナムでプレイするヴェルナー photo/Getty Images

続きを見る

試合は1-1の引き分けに

ELリーグフェーズ第6節でレンジャーズと対戦し、1-1の引き分けに終わったトッテナム。この試合の後、指揮官のアンジェ・ポステコグルーはティモ・ヴェルナーのパフォーマンスに激怒したようだ。英『Sky Sports』が報じている。

この試合、スタメン出場した同選手は『SofaScore』のデータによると、69%のパス成功率、3回のドリブルで成功は0、さらに16回のボールロスト、デュエルも5回すべてに負けてしまうなど散々なパフォーマンスを見せた。前半で交代させられ、後半からはヴェルナーに代わってデヤン・クルゼフスキが投入されている。

試合後、ポステコグルー監督は「彼は本来のレベルのプレイをしていなかった。18歳(の選手)がプレイしているのに、それは私には受け入れられないことだった。ティモにもそう言った。彼はドイツ代表の選手だ」と、ヴェルナーに苦言を呈した。
また、「今、私たちが置かれている状況では、選択肢は多くない。私は、皆が全力を尽くして取り組むことを期待している。前半の彼のパフォーマンスは、受け入れられるものではなかった」と付け加えている。

その後、ハーフタイム中にヴェルナーは同監督の言葉を受けて、どのような反応を見せたかを聞かれると、「よくわからない。それほど心配するほどのことではない」と答え、もっとチーム全体が頑張る必要があることを強調した。

「彼を含め、全員が貢献する必要がある。パフォーマンスが悪い選手を除外できるほど選手層は厚くないからだ。特にベテランの選手たちには役割を果たしてもらう必要がある。若い選手たちに大きな仕事を頼むときは、ベテラン選手たちに一定のレベルのパフォーマンスを期待するが、今日はそれができなかった」

ミッキー・ファン・デ・フェンやグリエルモ・ヴィカーリオなど特に守備陣に怪我人が多いトッテナム。リーグ戦も過密日程になる12月を乗り切るにはチーム全員の力が必要だ。ヴェルナーにとって苦い思い出となる試合になったが、週末に控えるサウサンプトン戦では奮起できるか。


記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.299 フリック・バルサ徹底分析

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ