負傷者続出のバイエルン 1月の移籍市場でのニューカッスルMFトナーリ獲得を検討

ニューカッスルのサンドロ・トナーリ photo/Getty Images

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24歳のイタリア代表MF

バイエルン・ミュンヘンがニューカッスル所属のイタリア代表MFサンドロ・トナーリの獲得を検討しているとイタリア紙『Gazzetta dello Sport』が伝えている。

ウインターブレイクが近づく中、バイエルンではヨシプ・スタニシッチ、ジョアン・パリーニャ、キングスレー・コマン、セルジ・ニャブリなど中盤や守備陣で負傷による離脱者が相次ぎ、年明け1月の移籍市場での補強が急務となっている。

そうした中、バイエルンが獲得候補としてリストアップしているのがトナーリのようだ。トナーリは昨年夏にACミランからニューカッスルに加入したが、レギュラーポジションは掴めておらず、本人も現状に不満を募らせ移籍を希望しているとされる。中盤であればどこでもこなせるトナーリは、複数のポジションに欠員が出ているバイエルンにとっては確かに魅力的な選手だろう。
しかし、『Gazzetta dello Sport』はトナーリのミュンヘン行きの可能性に懐疑的な目を向けている。トナーリ自身がイタリアに戻ることを希望していることに加えて、ニューカッスルが移籍金6000万ユーロ(約96億円)をトナーリの移籍に向けた交渉開始の最低ラインに設定しているためだ。

今年夏にパリーニャや伊藤洋輝、マイケル・オリーセの獲得に大金を費やしたばかりのバイエルンにその金額を払うだけの余力はなく、それでも獲得に動くのであれば、完全移籍ではなく期限付き移籍が現実的な選択肢ではないかと同紙は分析している。

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