19試合で1ゴールもアルテタの信頼揺るがず? 悩めるジェズスについて「アーセナルに貢献してくれると確信している」

アーセナルでプレイするジェズス photo/Getty Images

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かつての輝きを取り戻せるか

今シーズンもここまで思うように数字を伸ばせていないFWガブリエウ・ジェズス(27)だが、アーセナル指揮官ミケル・アルテタは変わらず同選手を信頼しているようだ。

2022年にマンチェスター・シティで指導を受けていた過去があるアルテタが監督を務めるアーセナルに加入したジェズス。1年目にリーグ戦26試合で11ゴール6アシストという結果を残し、アーセナルに新たな風を吹き込んだが、それ以降は苦戦が続いている。

怪我の影響もあった昨シーズンはリーグ戦27試合の出場で4ゴール5アシスト、今シーズンもここまでリーグ戦では12試合で0ゴール0アシスト、公式戦全体で見ても19試合で1ゴール2アシストと思うように数字を積み重ねられていない。
今季の出場時間は684分と限定的なジェズスだが、スタメン出場したCLリーグフェーズ第6節のモナコ戦(3-0)ではアシストを記録。2回ほど決定機を外すシーンもあったが、アルテタは満足しているようだ。

「今日も何度かあったように、彼をゴール前に置くだけで、ゴールが入るかどうかは数ミリ、数センチの差だった。彼はそこにいて、本当に生き生きとしていた。素晴らしい動きから最初のゴールを演出してくれたし、それが彼だ。彼は戻ってきて、私たちの仲間だ。アーセナルに貢献してくれると確信している」(英『Evening Standard』より)

ゴールやアシストの数はもう少し増やしていきたいところだが、献身的な守備やゴール前でのチャンスメイクにポストプレイなど様々な役割をこなすことができるのがジェズスのいいところであり、カイ・ハフェルツとはまた違った影響をチームに与えることができる。

英『The Athletic』も「アーセナルでのジェズスの最高のサッカーは、常にファイナルサードで左右に自由に動き回れるときに生まれてきた」と綴っており、サカへの先制ゴールをアシストしたような動きが増えれば、チームにとってもプラスになるだろうと伝えている。

かつてのパフォーマンスを取り戻すべく奮闘するジェズスはここからチームの重要戦力へと返り咲くことはできるか。


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