バルサからチェルシーへ渡った18歳の逸材が見せる特大のポテンシャル カンファレンスリーグで奮闘するマルク・ギウの可能性

チェルシーでプレイするギウ photo/Getty Images

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まだリーグ戦での出番は限られているが……

現在のチェルシーはタレントが溢れ返っており、若手がポジションを掴むのは容易ではない。

最前線で懸命に戦っているのは、今夏バルセロナからチェルシーへ移籍した18歳のスペイン人FWマルク・ギウだ。チームの最前線ではニコラス・ジャクソンが活躍を続けていて、現状はジャクソンが絶対的な1番手だ。

他にもクリストファー・エンクンクが最前線に入ることができ、ギウの出番はなかなか増えない。ここまでリーグ戦での出番は僅か23分のみで、ベンチに入らないことも多い。
しかし、UEFAカンファレンスリーグの方では着実に結果を出している。チェルシーにとってカンファレンスリーグは明らかに格下なコンペティションであり、ここまでの5試合は完全なターンオーバー策を採用している。そこではギウにも出番があり、11月のFCノア戦で1ゴール、さらに今月13日に行われたFCアスタナ戦で2ゴールを記録。

『TNT Sport』によると、クラブOBでもある解説のジョー・コール氏はギウの動きがルイス・スアレスに近いものがあったと称賛する。

「ギウはバルセロナ時代にスアレスを見ていたのだろうね。アスタナ戦では前半を通して相手の悩みのタネだったね。彼はダイレクトで、最初のゴールも素晴らしかった。プレミアリーグの複数クラブがギウをレンタルで獲得しようと考えているのではないか」

バルセロナ時代からギウのポテンシャルは評価されていたが、チェルシーでエースになる時はくるだろうか。主力となるにはもう少し時間が必要のはずで、レンタル移籍で腕を磨くのも1つの手だろう。カンファレンスリーグではポテンシャルを発揮しており、ここまでのパフォーマンスは見事だ。

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