最後に得点を決めたのは昨年5月…… 怪我に苦しむアメリカの逸材がドルトムントで踏み出す一歩「ピッチに戻ってくることができて本当に嬉しい」

ドルトムントで再び主力になりたいレイナ photo/Getty Images

バルセロナ戦では久々にスタメン出場

11日にチャンピオンズリーグ・リーグフェーズ第6節でバルセロナと対戦したドルトムント。このゲームで久々の先発出場を飾ったのがドルトムントMFジョバンニ・レイナだ。

アメリカ代表選手のレイナは10代の頃よりアメリカの次代を担う逸材と評され、アメリカの先輩であるクリスティアン・プリシッチと同じくドルトムントのユースで技を磨いてきた。

しかし、近年は怪我のトラブルが増加。思うように出番を増やせず、ドルトムントでも序列が上がらないまま今年1月にはノッティンガム・フォレストへのレンタル移籍を経験した。

今季はドルトムントに復帰しているが、序盤から負傷離脱してしまい、9月から2ヶ月にわたってチームを離れていた。すでにリーグ戦では途中出場から出番を増やしていたが、今回のバルセロナ戦で先発出場。レイナがドルトムントでスタメン出場するのは、昨年11月のDFBポカール2回戦・ホッフェンハイム戦以来のことだ。

米『ESPN』によると、レイナも復帰を喜んでいる。

「最高だった。ピッチに戻ってくることができて本当に嬉しい。監督からは自分のプレイをし、相手陣内で味方と上手く連携することが求められていた。その点では良い仕事ができたんじゃないかな。今は復帰が嬉しい。その感覚を味わい、今後はより多くのチャンスを求めて戦い、成長していきたい」

クラブでの得点となると、レイナが最後にネットを揺らしたのは昨年5月に行われたボルシアMG戦まで遡る。同メディアはアメリカ代表期待のタレントとしてドルトムントでさらなる活躍を求めているが、レイナはここから出番を増やせるか。足下のテクニックはレベルが高いだけに、コンディションを安定させて後半戦を戦ってほしいところだ。

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