今季リーグ戦初黒星のバイエルン キミッヒはチームに警鐘「危険な瞬間だ」

マインツ戦後のバイエルンの選手達 photo/Getty Images

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マインツの堅守崩せず

14日(現地時間)、バイエルン・ミュンヘンはブンデスリーガ第14節でマインツと対戦し、1-2で敗れた。

ここまでリーグ戦では10勝3分けと無敗で首位を快走していたバイエルンだったが、マインツ戦では引いて守りを固めたマインツに対して攻撃の糸口を見出せず、逆に41分にカウンター攻撃から失点。後半に入って同点を目ざして一層の攻勢に転じたが、60分に左サイドを突破されてグラウンダーのクロスボールをゴール前に送られ、最後はマインツのイ・ジェソンにこの日2点目のゴールを許してしまう。

結局87分にレロイ・サネのゴールで1点を返すも時すでに遅し。バイエルンは敵地で今季リーグ戦初黒星を喫した。
試合後、ドイツ紙『tz』のインタビューに応じたバイエルンのヨシュア・キミッヒは、「僕らがチームとして団結し、さらにハードワークを続けて行くうえで危険で決定的な瞬間を迎えている」とコメントし、マインツに敗れたことでチーム状態に悪い影響が出る可能性を危惧。さらに、「誰かが勝利をプレゼントしてくれるわけではない。そのことに今日僕らは気づいた」とも語り、現状はまだ首位だが安心できる状況ではないと強調した。

同じく14日に行われた試合でレヴァークーゼンがアウクスブルクに2-0で勝利し、暫定で2位に浮上。バイエルンとの勝ち点差を4ポイントまで縮めている。バイエルンは20日に年内最後のリーグ戦であるライプツィヒ戦を控えている。仮にこの試合にも敗れて連敗すれば、ブンデスリーガの優勝争いは一気に混戦模様となるだろう。

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