リーグ・アンでいきなり得点王の可能性も? やはりグリーンウッドのテクニック、得点力は特別だった「彼はどちらの足でもゴールを決められる」

マルセイユで活躍するグリーンウッド photo/Getty Images

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すでに二桁10ゴールに到達

ここまで15試合を消化して勝ち点30を稼ぎ、フランスのリーグ・アンで2位につけるマルセイユ。3位モナコとともに王者パリ・サンジェルマンを追いかける存在となっていて、ロベルト・デ・ゼルビを指揮官に迎えたマルセイユは魅惑のフットボールを展開している。

その中でも攻撃の中心となっているのがFWメイソン・グリーンウッドだ。

グリーンウッドはマンチェスター・ユナイテッドに在籍していた2022年にガールフレンドへのレイプ、脅迫などの罪で起訴されている。その後起訴は取り下げられることになったが、マンUでのキャリアを続行する道はなく、今夏にマルセイユへ完全移籍している。
まだ批判の声が消えたわけではないが、ここまでの成績は見事だ。リーグ戦15試合で10ゴールを記録しており、11ゴールのリールFWジョナサン・デイビッドに次ぐリーグ得点ランク2位につけている。キリアン・ムバッペの抜けたリーグ・アンで得点王に輝く可能性も十分にあり得る。

そんなグリーンウッドをチームメイトのDFウリセル・ガルシアも絶賛する。マルセイユがタイトルを狙ううえで欠かせない存在であり、両足を使える点など能力はかなり高い。

「メイソンが加入して以降、チームの助けとなっているよ。彼はどちらの足でもゴールを決められる。それはピッチのあらゆるエリアからゴールを決められることを意味する。彼がシーズンの後半も今のレベルを維持してくれることを願っている。僕たちが目標を目指すうえで大きな助けだ。チーム全員がマルセイユにトロフィーをもたらすことを望んでいるからね」(『GIVE ME SPORT』より)。

パリ・サンジェルマンは強烈な存在だが、マルセイユやモナコにもチャンスがあるはず。マルセイユの場合はグリーンウッドが攻撃のカギを握るが、どこまで数字を上げてくるだろうか。

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