今季のリーグ優勝を狙えるほどの強さを見せるもチェルシー指揮官マレスカは冷静 「クラブ、チーム、選手、コーチ陣として我々は現実的になる必要がある」

チェルシーの指揮官マレスカ photo/Getty Images

現在リーグ2位

プレミアリーグ第16節でブレントフォードと対戦し2-1の勝利を飾ったチェルシー。これで現在公式戦7連勝中と絶好調だ。

そんなチェルシーはプレミアリーグで現在2位。首位リヴァプールは1試合少ない状態だが、チェルシーは勝ち点差を2ポイントまで縮めている。タイトルレースではアーセナル、マンチェスター・シティをリードしており、今の勢いはリーグタイトルをも期待させるが、指揮官のエンツォ・マレスカは考えを変えていないようだ。

「重要なのは、何試合勝つかということではない。現実的であることだ。もっとうまくやらなければならないことがある。だから私はまだ準備ができていないと言ったのだ。ファンは夢見たり、考えたりできる。だが、クラブ、チーム、選手、コーチ陣として我々は現実的になる必要がある」(英『BBC』より)

マレスカ監督は以前から今シーズンはまだタイトルを争う準備ができていないと語っていたが、シーズンの中盤に入った今もこの姿勢は変わっていないという。今シーズンより指揮をとる同監督は就任から好成績を残しているものの、近年混乱の時期を過ごしたチェルシーを冷静に分析し、地に足をつけ、一歩ずつ進んでいくつもりのようだ。

アーセナルやシティをも上回る成績を残しているが、決して油断していないマレスカ・チェルシー。シーズンが進むにつれ、同チームへの期待は高まる一方だが、今シーズンのチェルシーに飛躍に今後も注目だ。


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