「監督としてソランケを失いたくないという気持ちは当然あった。でも……」 ボーンマス指揮官イラオラが今夏のソランケ移籍への葛藤を振り返る

ボーンマスの指揮官イラオラ photo/Getty Images

トッテナムへ移籍

ボーンマス指揮官アンドニ・イラオラはエースだったドミニク・ソランケの移籍を振り返った。

2019年1月にリヴァプールからボーンマスへ移籍を果たしたソランケ。同クラブでは公式戦216試合で77ゴール29アシストをマークしている。チームの主力であり、エースだったソランケだが、今夏総額6500万ポンドとも言われる移籍金でトッテナムへ移籍した。

昨シーズン、リーグ戦38試合で19ゴール3アシストをマークしたソランケを失うことへの葛藤がイラオラ監督にはあったようだが、今は教え子の新たな挑戦を応援しているという。

「彼がチームを去る可能性は常にあった。彼が昨シーズンに決めたゴール数だけではなく、パフォーマンスも素晴らしかった。彼はとても安定していたからね。彼はEUROに召集されなかったが、それは私たちにとってあまり助けにはならなかった。ドム(ソランケ)に残留してもらうよう説得するのが難しくなったんだ」

「監督として、自分の仕事が難しくなるので彼を失いたくないという気持ちは当然あった。でも彼にはもっと上のレベルに行ってほしいし、頑張ってほしい。そして相応の評価を得てほしいと思っている部分もある。彼がスパーズでプレイしているとしても、私たちはみんな彼を応援しているし、代表チームに復帰したことを嬉しく思っている」

「それは私たち全員にとっての挑戦だ。彼のゴールだけでなく、彼が私たちに与えてくれたものすべてを異なるタイプの選手たちで埋めなければならない。全員が貢献しなければならない」(『FourFourTwo』より)

ソランケはトッテナム移籍後、ここまで公式戦21試合で7ゴール4アシストをマークしており、10月には約7年ぶりとなるイングランド代表復帰も果たした。一方のボーンマスはソランケを失ってしまったものの、現在プレミアリーグ7位と順調な滑り出しを見せている。


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