ハットトリックはジェズス復調の証か!? 「惨めなシーズンを乗り越えヒーローとなった」

ハットトリックの大活躍を見せたジェズス Photo/Getty Images

続きを見る

ゴールから遠ざかっていたジェズス

アーセナルはカラバオカップ準々決勝でクリスタル・パレスと対戦。3-2と勝利し準決勝にコマを進めた。

ヤクブ・キヴィオルのミスを突かれて早々に先制弾を浴びたアーセナルだが、後半に逆転に成功する。勝利の立役者となったのは先発したFWガブリエウ・ジェズスだった。

ジェズスは54分にGKディーン・ヘンダーソンの頭上を冷静にループで抜いて同点ゴールを決めると、73分にはスルーパスを受けて右足一閃。そして81分にはブカヨ・サカからの長いパスに反応し、長い距離を独走してハットトリックを達成した。
今季はカラバオカップ4回戦のプレストン戦でしかゴールネットを揺らしていなかったジェズス。エミレーツ・スタジアムでは2024年に入ってから一度もゴールを記録しておらず、ゴールゲッターとしては長いトンネルに入ってしまっていた。

しかし先日のCLモナコ戦では正確なクロスでサカの先制点をアシストするなどゴールに絡む仕事は見られるようになっており、復調の気配は見せていた。英『Daily Mail』も「惨めなシーズンを乗り越えヒーローとなった」と活躍を賞賛している。

現在アーセナルは得点の多くをセットプレイに頼る形となっており、カイ・ハフェルツもここ最近のリーグ戦ではウェストハム戦で1点を決めたのみ。ここでジェズスが本来の調子を取り戻せば大きな戦力となるが、今回のハットトリックで復調のきっかけを掴んだだろうか。



記事一覧(新着順)

電子マガジン「ザ・ワールド」No.300 プレミア戦線異常アリ

雑誌の詳細を見る

注目キーワード

CATEGORY:海外サッカー

注目タグ一覧

人気記事ランキング

LIFESTYLE

INFORMATION

記事アーカイブ