ようやく先発のティアニー、勝利に貢献もアーセナル残留はやはり難しい? 古巣が獲得に興味

ようやく先発したティアニー Photo/Getty Images

セルティックへローンの可能性

アーセナルはカラバオカップ準々決勝で、クリスタル・パレスに3-2と勝利した。

ガブリエウ・ジェズスのハットトリックが話題になっているこの一戦だが、アーセナルにはもう1つトピックがある。DFキーラン・ティアニーが今季初めて先発したことだ。69分まで左サイドバックでプレイしたティアニーは、得意のクロスからラヒーム・スターリングの決定機を生み出すなど、一定のクオリティを見せた。

しかし『THE Sun』によれば、ティアニーが来季以降もチームにとどまる可能性は薄いという。現行の契約は2026年夏までとなっているが、延長の選択肢はないと同紙は報じた。

同紙はそんなティアニーに、古巣セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が興味を示していると伝えている。早ければ来月の移籍市場で取引されるとみられ、グレッグ・テイラーやアレックス・ヴァレの将来が不透明ななかで左サイドバックにティアニーを据えようと画策しているようだ。

しかし、現在アーセナルでプレイするティアニーの高額な給与はネックとなるかもしれない。セルティックは1月にローン移籍で獲得することが現実的とみられ、それが叶わない場合に来季開幕からの完全移籍を検討するようだ。

18歳のマイルズ・ルイス・スケリーの台頭という突き上げもある。アーセナルファンからも高い人気を得るティアニーだが、やはりチームに残るという道はないのだろうか。


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