リヴァプール指揮官も大絶賛 CB起用で見せた遠藤航の新たな可能性「誰かを大いに褒める必要があるとしたら、それはエンドウだ」

リヴァプールでプレイする遠藤 photo/Getty Images

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サウサンプトンに勝利

カラバオカップ準々決勝でサウサンプトンと対戦し、2-1の勝利を飾ったリヴァプール。そんなこの試合後、リヴァプール指揮官アルネ・スロットが絶賛したのが日本代表MF遠藤航だ。

この試合スタメンフル出場を果たした遠藤だが、任されたポジションは本職ではないCBだった。ジャレル・クアンサーと共に最終ラインでプレイした遠藤は慣れないポジポジションでの起用だったが、『SofaScore』のデータによると、2回のクリア(チーム2位タイ)、2回のインターセプト(チームトップタイ)、4回のタックル(チームトップ)など圧巻の存在感を発揮。さらに85本中79本のパス成功(93%)や13回中11回のデュエル勝利、地上戦は8回全勝など本職ではないポジションでのプレイとは思えないパフォーマンスを見せた。

スロット監督も遠藤の出来には大満足のようで試合後には「もし誰かを大いに褒める必要があるとしたら、それはワタ・エンドウだ。なぜならこのような状況のなか、普段とは異なるポジションで素晴らしいプレイをしたからだ。それは彼がどんなに優れた選手であるかを示している。しかし、何よりもおそらく彼のメンタリティやパーソナリティといったものをより示していた」(クラブの公式サイトより)と絶賛の言葉を送っている。
後半からはキャプテンマークも任されてた遠藤。スロット監督に代わった今シーズンはここまで途中出場がメインであったが、抜擢されたCBで見せたパフォーマンスは今後につながるものだと言っていいだろう。

キャプテンマークを任されたことからもスロット監督やクラブ、チームメイトが遠藤を信頼していることが伺えるが、タイトルも期待させるスロット・リヴァプールのシーズン後半戦ではどんなパフォーマンスを見せてくれるだろうか。


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