ジェズスが復活の兆しを見せた一方でスターリングは…… 「ボールを持つ時間が長すぎて、失うことが多かった」と厳しい声も

アーセナルで苦戦続くスターリング photo/Getty Images

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本来の調子を取り戻すにはまだ時間が必要か

カラバオカップ準々決勝でクリスタル・パレスと対戦し、3-2の勝利を飾ったアーセナル。悩めるストライカー、ガブリエウ・ジェズスがハットトリックを決める大活躍を見せ、準決勝進出を決めた。

そんなジェズスには多くの称賛が集まっており、英『THE Sun』はこの試合の同選手のパフォーマンスに満点となる「10点」をつけ、称賛の言葉を送ったが、一方で同メディアにチーム最低点をつけられたのがラヒーム・スターリングだ。前半には惜しいFK、50分にはキーラン・ティアニーからの絶妙なクロスから決定機を迎えたが、決めきれなかったスターリングには「3点」をつけており、厳しい見方を示した。

「前半には、ディーン・ヘンダーソンに好セーブを強いる危険なフリーキックを放ったが、ボールを持つ時間が長すぎて、ボールを失うことが多かった。後半開始早々、数ヤードの距離から大きなチャンスを逃し、その後のシュートもバーを叩いた。我々は、彼がアーセナルのシャツを着て最高のプレイを見せてくれることをまだ期待している。彼が約束したように」
また英『Football.London』では「前半のほとんどの時間、右ウインガーと同じサイドにいたアルテタは、スターリングに特定の位置を取るよう叫んでいた。しかし後半、アーセナル陣内で左サイドにボールがある場面で、少なくとも5人のアーセナルの選手がチェルシーからのレンタル選手であるスターリングに叫び、味方の選手の近くに寄るよう手招きし、スペースを狭めるよう指示していた」と綴っており、スターリングのポジショニングのズレについて言及している。

今夏に構想外となったチェルシーからアーセナルへレンタル移籍しているスターリングだが、ここまではインパクトを残せていない。同じくなかなかインパクトが残せない状況が続いていたジェズスはハットトリックをし、復活の兆しを見せたが、スターリングがアーセナルで輝くにはまだ時間がかかるかもしれない。


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