モロッコ代表MFツィエクがガラタサライ退団を希望 「あんな酷い監督は見たことがない」

ガラタサライのハキム・ツィエク photo/Getty Images

元チェルシーの左利きMF

ガラタサライ所属のモロッコ代表MFハキム・ツィエクは、来年1月に同クラブを退団したいと考えているようだ。

1993年3月生まれで現在31歳のツィエクは、ヘーレンフェーンでプロデビューを飾った後にトゥウェンテを経て2016年8月にアヤックスに入団。左足から繰り出される精度の高いキックとドリブル突破を武器に攻撃の牽引役として活躍し、2018-19シーズンにアヤックスが達成したUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でのベスト4進出にも大きく貢献した。

その後チェルシーへのステップアップを果たしたツィエクだったが、アヤックス時代ほどの輝きを放つことはできず、昨年夏に買い取りオプション付きの期限付き移籍でガラタサライに加入していた。

しかし、ツィエクはガラタサライでは怪我による離脱が多く、戦力として計算が立たないことから同クラブのオカン・ブルク監督は既に同選手を構想外と見なしていると複数のトルコメディアが報じている。そして、こうしたチーム内での立ち位置にツィエクは不満を募らせているようだ。

トルコ人ジャーナリストのハルク・ユレクリ氏の取材に応じたツィエクは、インタビューの中でクラブや指揮官を酷評している。

「ガラタサライでの物語は、僕の中ではもう終わっている。『1月に出て行く』とクラブには伝えた。僕は、自分のやりたいことをやる」

「オカン・ブルクのような酷い監督を僕は今まで見たことがない。ガラタサライがタイトルを獲れるかどうかだって?そんなことは僕にはどうでもいい」

果たしてツィエクはこのまま本当にガラタサライを去ることになるのだろうか。

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