田中碧は来季プレミアでプレイしているか 『現イングランド2部で能力が高すぎる7人』に堂々選出「彼の未来は5大リーグの1部に」

リーズで活躍する田中 photo/Getty Images

2部でのアピールは十分すぎるほどだ

ここまでイングランド2部は第21節まで消化し、日本代表MF田中碧の所属するリーズ・ユナイテッドは勝ち点42を稼いで2位につけている。プレミアリーグ昇格へ良いポジションにいるが、その中でも中盤の主力である田中の評価は高い。

たとえリーズが昇格できなかったとしても、田中個人はプレミアリーグのクラブから引き抜かれる可能性があるのだ。英『Planet Football』は「現在のイングランド2部でプレイするには能力が高すぎる選手7人」と題した特集を組んでいるが、その1人に田中も選ばれている。

同メディアは田中について「現在2部には数名の日本人選手が所属しているが、その中でも田中が最強だ。リーズは今夏にデュッセルドルフから340万ポンドで田中を獲得しているが、今となっては非常に安価な移籍金に思える。田中はスタメンとして確固たる地位を築いていて、現在の調子ならば彼の未来は確実に欧州5大リーグの1部にあると言える」と絶賛する。理想はリーズを昇格へ導くことだが、果たして田中は来季プレミアでプレイしているだろうか。

他には4位サンダーランドで10代ながら主力を張るMFクリス・リグ(17)、ジュード・ベリンガムの弟でもあるMFジョーブ・ベリンガム(19)、ここまで15ゴールを挙げて得点ランク首位を走るノリッジ・シティFWボルハ・サインス、現2部で最高のGKと言われるシェフィールド・ユナイテッドGKマイケル・クーパー、今季2部で最多となる50回のチャンスメイクを記録するミドルズブラMFフィン・アザズ、そのアザズに次いで2番目に多い45回のチャンスメイク、さらにリーグ2位となる41回のドリブルを成功させているワトフォードMFギオルギ・チャクヴェタゼがリスト入りしている。

イングランド生活1年目からこのリストに入ってくる田中は見事と言うしかないが、今のペースを維持できるのか。トップリーグで戦えるレベルに達していると言えるはずで、2025-26シーズンへ楽しみは広がっている。

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