トッテナム移籍を疑問視していたキャラガーも評価を一変 序盤は苦戦も9ゴールまで上げてきたソランケの本領発揮はこれからか

トッテナムでプレイするソランケ photo/Getty Images

後半戦でどれだけゴールを積み重ねられるか

カラバオカップ準々決勝でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、4-3の勝利を飾ったトッテナム。そんなこの試合で2ゴールを挙げたドミニク・ソランケ(27)についてリヴァプールのOBジェイミー・キャラガー氏は評価を変えつつあるようだ。

昨シーズン、ボーンマスで公式戦42試合に出場し、21ゴール4アシストをマークしたソランケ。大ブレイクとなるシーズンを過ごした後、トッテナムへの移籍を果たした。しかし、キャラガー氏はリヴァプールでかつて苦戦したソランケがトッテナムで活躍できるかどうかを疑問視していたようだ。

「ソランケについては、彼がここ(トッテナム)に来たとき、その移籍に私は確信が持てなかった。彼にとっては大きすぎるのではないかと思ったんだ。彼はユースレベルや国際レベルで本当にうまくやっていた。そしてリヴァプールに移籍したが、それは厳しいものだった。当時リヴァプールには3人のフォワードがいたので、それは理解できるが、ベンチから出場したリヴァプールでの数試合では、彼はまったくインパクトを残せなかった」

「ボーンマスに行ってから彼はうまくいっていたし、それを見て私はよくわからないと思った。でも、彼は今シーズンすでに9ゴールを決めている。それにゴールだけじゃなくて、ボールをキープするプレイやコーナー付近でのタッチ、プレスも素晴らしいと思う。そして、今夜はマンチェスター・ユナイテッドと対戦した彼にとって、大事な夜だったと思う。彼は今やトップクラスのセンターフォワードのようだ」(英『Sky Sports』より)

リヴァプールの時のようにビッグクラブでソランケがうまくいくか確信が持てなかったことを明かしたキャラガー氏だが、今ではソランケの活躍を嬉しく思っているとも語っている。

シーズン序盤は苦戦している試合も見られたが、公式戦ゴール数を9ゴールにまで上げてきたソランケ。ここからさらにゴール数を伸ばしていくことが期待されるが、トッテナムの新ストライカーは今シーズン、何ゴールを記録することができるか。


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