マイアミはバルセロナよりもメッシの価値を引き出した? アメリカサッカー界を変える期待以上の貢献「サラリーに見合う数少ないサッカー選手の1人」

アメリカの各地でメッシを見ようと観客が集まった photo/Getty Images

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インテル・マイアミの知名度を飛躍的に高めた

バルセロナ時代も特別な存在であり続けたリオネル・メッシだが、現在所属するインテル・マイアミでは役割が異なる。世界的にはそこまで有名ではなかったMLSクラブの1つであるインテル・マイアミの価値を高めるというミッションがある。

ここまでそのミッションは大成功だろう。バルセロナ時代の盟友であるルイス・スアレス、セルヒオ・ブスケッツ、ジョルディ・アルバも合流し、今年はMLSのレギュラーシーズンで歴代最多となる勝ち点74を稼いだ。インテル・マイアミの価値は急上昇し、世界的知名度も飛躍的に高まった。来年のクラブW杯2025参戦も決めていて、2025年はさらなる飛躍の1年となるのではないか。

スペイン『SPORT』によると、カタルーニャの経済学者であるダビド・バレロ氏はマイアミがバルセロナ以上にメッシの価値を引き出しているとプロモーションを絶賛する。
「メッシはサラリーに見合う数少ないサッカー選手の1人だよ。問題はメッシではなく、2500万ユーロ級のサラリーを受け取りながら何の価値も生み出さない他の選手たちだ」

「メッシはただ1人しかいない。上手く引き出せば、クラブに多くのものをもたらせる。バルサでは十分に引き出されていなかったよ。マイアミで彼が成し遂げた全てのことを我々は見てきた。マイアミは小さなクラブだが、人気を50倍、100倍に高めた。メッシのおかげで世界的に有名となったのだ。バルサは彼の潜在能力を最大限引き出す術を知らなかった。彼こそサラリーに見合う選手の数少ない選手であり、大半の選手はサラリーが高すぎるよ」

メッシは今年のMLS年間MVPにも選ばれた。MLS全体でも期待以上の影響力で、アメリカサッカー界に与えた影響は特大だ。

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