直近のリヴァプール戦11試合で8ゴールのソン・フンミン かつてクロップが獲得を熱望した男が今週末の対戦でもキーマンに

トッテナムのソン・フンミン photo/Getty Images

リヴァプールはお得意様?

22日(現地時間)、トッテナムはプレミアリーグ第17節でリヴァプールと対戦する。

ここまで勝ち点23で10位と出遅れているトッテナムは、これ以上勝ち点を取りこぼせばシーズンの目標を失いかねない状況にあるため、今節は首位リヴァプールが相手とはいえ負けられない試合となる。

リヴァプール戦ではいつも以上にエースのソン・フンミンの活躍が欠かせない。前節サウサンプトン戦で2アシストを記録してトッテナムでの通算アシスト数を68に伸ばした韓国人ストライカーは、リヴァプールと対戦した直近11試合で8ゴールをマークしている。彼にとって今やリヴァプールはお得意様と言える存在だ。

こうしたソン・フンミンのリヴァプール戦での成績は、リヴァプールの専門メディア『LIVERPOOL.COM』でも取り上げられている。

「ユルゲン・クロップの犯した最大のミスがリヴァプールとアルネ・スロットを呪いに戻って来るかもしれない」と題した記事の中で同メディアは、前監督のユルゲン・クロップ氏がボルシア・ドルトムントで指揮を執っていた頃に当時ハンブルガーSVに在籍していたソン・フンミンの獲得を熱望していたことを紹介し、さらに2021年11月に韓国国営放送『KBS』のインタビューの中でクロップ氏が語った以下のコメントも引用しながら同選手を改めて警戒すべきであると分析している。

「私の人生最大の過ちは、ソン・フンミンと契約できなかったことだ。彼はファンタスティックな選手で韓国サッカーの象徴的存在であり、世界最高のストライカーの一人だ」(『LIVERPOOL.COM』より)

通算の対戦成績ではリヴァプールが81勝44敗41分けと大きくリードしているが、ソン・フンミンがリヴァプールのゴール前でボールを持つ場面が増えれば、トッテナムにも勝利のチャンスは十分にあるだろう。

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