伊東純也に追いつけるレベルのスピード? インターセプト数も2位、仏リーグ・アンでウズベキスタンの20歳DFが大人気に

RCランスでプレイするクサノフ photo/Getty Images

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37km/hはトップスピードが出ているとの評価も

史上初のワールドカップ出場権獲得へ向け、2026ワールドカップ・アジア最終予選で奮闘するウズベキスタン代表。現在の最終予選ではグループAの2位につけており、ここまでは悪くない戦いだ。

そのチームでは、若手年代の成長が著しい。世代別代表で結果を出してきた選手たちが続々とA代表に入ってきていて、未来は明るいのだ。

中でも今季急激に評価を高めているのは、仏リーグ・アンのRCランスでプレイする20歳のDFアブドゥコビル・クサノフだ。
すでにA代表で18キャップを記録しているクサノフは、20歳ながらRCランス不動のセンターバックだ。最大の武器はフィジカル能力にあり、チームメイトのGKブライス・サンバはクサノフを『怪物』と評する。

チームを指揮するウィル・スティルも「彼は冷静で、力強くてスピードもある。彼のフィジカルには驚かされた」と語る。

『Get Football News France』によると、すでにトッテナム、ニューカッスル、パリ・サンジェルマンといったクラブが関心を寄せているという。フィジカル能力に加え、試合を読むサッカーIQの高さも評価の理由だ。今季のリーグ・アンでは2番目に多い26回のインターセプトを記録していて、これも読みの鋭さがあればこそだ。

自慢のスピードでは、先月29日に行われたスタッド・ランスとのゲームでカウンターアタックを仕掛けた日本代表FW伊東純也を猛追するシーンがちょっとした話題を呼んだ。リーグ・アン公式は37km/hのトップスピードが出ていたと紹介しているが、センターバックとしてこのスピードはかなり魅力的だ。

20歳にして完成されたセンターバックと評されるクサノフがステップアップする時は近いか。ウズベキスタンにとっては特別な才能であり、アジアトップクラスのDFとの評価を手にすることになるかもしれない。

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